産業看護師のお仕事【企業で働くために知っておきたい求人の実態】

産業看護師とは

産業看護師の主要業務 その1 企業で働く従業員の健康相談

産業看護師の仕事内容の中に、健康相談の業務があります。健康相談や保健指導は、産業看護師の中でも一番難しい業務といわれています。というのも生活習慣病など、なかなか自覚症状が起きることは少ないからです。このため、わざわざ産業看護師の所に行って相談してみたいと思っている人はあまりいません。

 

そこで産業看護師になったら、気軽に医務室にきて相談できるような雰囲気づくりをすることが大事です。たとえば、会社のホームページや掲示板を利用して、日々の健康管理に役立つための情報を積極的に発信していきます。そうすると従業員も自分の健康などに関して興味が持てるようになるのではありませんか?

 

このような地道な努力を繰り返す事で、「ちょっと最近体の調子がおかしくて気になるのですが…」とか「あのアドバイスを見て実践したところ、体の調子がよくなりました」といったリアクションをしてくれる従業員も出てきます。このような反響の得られるところにやりがいを感じている人も多いです。

 

産業看護師の主要業務 その2 健康診断の実施

産業看護師を雇っている会社では、健康診断を定期的に実施しています。この健康診断の実施は、産業看護師の主要な仕事の中の一つです。健康診断の実施をすることでメタボをはじめとして普段なかなか自覚症状の出てこない生活習慣病の早期発見が可能です。

 

産業看護師の中で、健康診断の中でサポートを行うのが基本です。検査そのものは、専門の技師が行います。しかし簡単な検査に関しては、看護師の担当となることが多いです。採血や腹囲、身長、体重の測定、体脂肪率の測定といったところは看護師の担当の可能性が高いです。また技師や医者の中には男性であるケースも少なくありません。また会社に勤めている人の中には、女性もかなり多いです。女性の健康診断をする時には、同性の女性看護師の担当をするケースも多いです。婦人科関係の検査を行うことも多いです。

 

健診は健康だと思っている人が受けます。そこでいかに不快な思いをさせずにスムーズに手続きを進められるかどうかがポイントといえます。

 

産業看護師の主要業務 その3 有害物・有害要因の対策

産業看護師は、従業員の健康管理を主に行っていきます。そこで重要なのは、職場環境の中で、従業員の健康が損なわれてしまうような要因が含まれていないかどうか確認をすることです。いくら個人の健康管理をしても、大元の職場環境に問題があれば十分な対策はとれません。

 

そこでもし従業員にとって有害物・有害要因があれば、会社に提言してなくすようにアドバイスをしていく必要があります。たとえば、作業環境で労働時間が長い、休憩時間がなさすぎる、作業場の衛生環境の問題などがあります。このような条件が整っていないと、体調を崩す従業員の出てくる可能性があります。

 

その他には工場の場合、有毒な化学物質を使っているようなことはないかもチェックした方がいいです。その時々は大丈夫でも、積み重ねによって重篤な症状を引き起こす物質などもあります。素人にはなかなかわかりにくい問題なので、専門家の観点からチェックの目を入れることが非常に大事なのです。